田舎の実家じまいはどうすれば?
田舎の実家じまいは、「親族間の話し合い」「家財の整理」「建物の処分」の3つのステップで進めるのが一般的です。
遠方の実家を片付けるのは時間も体力も必要ですが、放置すると固定資産税や老朽化などの「負の資産」になるリスクがあるため、早めの行動が推奨されます。
1. 最初にやるべき「親族間の話し合い」
最も重要でトラブルになりやすいのが、今後の活用方針の決定です。
🔳相続人の確認: 土地・建物の名義人を法務局の登記事項証明書で確認し、誰が引き継ぐか(または売却するか)を明確にします。
🔳親の意向: 親が健在であれば、認知症などで判断能力が低下する前に希望を聞いておくことがスムーズな手続きの鍵です。
2. 体力勝負の「家財整理・遺品整理」
田舎の広い実家には大量の荷物があることが多いため、以下の手順で進めます。
🔳貴重品の確保: 通帳、印鑑、権利証、有価証券などを最優先で探し出します。
🔳不用品の仕分け: 自分で運ぶのが難しい大型家具や仏壇、大量のゴミは、不用品回収業者に一括依頼するのが効率的です。
🔳買取の活用: 価値のある品は買取サービスを併用することで、処分費用を抑えられる可能性があります。農家ならば農機具も買取してくれるので上手く活用しましょう。
3. 家(建物・土地)の処分方法
住む予定がない場合の主な選択肢は以下の通りです。
🔳売却: 仲介または不動産買取業者への直接売却を検討します。
🔳解体して更地にする: 木造住宅の場合、坪単価約2.5万〜4万円(30坪で約90万〜120万円)程度の費用がかかりますが、売却しやすくなるメリットがあります。
🔳空き家バンクの活用: 自治体が運営する空き家バンクに登録し、田舎暮らしを希望する人に売却・賃貸する方法です。
🔳公的制度の利用: 売れない土地については、一定の負担金を支払うことで国に引き取ってもらう「相続土地国庫帰属制度」も検討材料になります。
費用の目安
🔳家財処分・不用品回収: 数万円 〜 数十万円
🔳建物の解体費用: 百万円前後(構造や広さによる)
🔳交通費・宿泊費: 遠方の場合は往復の移動コストも無視できません
まずは、親御さんや兄弟姉妹と「誰が管理を続けていくのか、それとも手放すのか」という方針をすり合わせることから始めてみてはいかがでしょうか?
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