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遺品で出てきた刀剣を売る時の注意

遺品の刀剣(日本刀)を売却する際、最も注意すべき点は「銃砲刀剣類登録証」の有無です。

これがない状態で売買や持ち運びを行うと、銃刀法違反に問われる恐れがあります。

 

 

1. 売却前に必ず確認すべき手続き

 

🔳登録証の有無を確認する: 刀剣と一緒に保管されているハガキ大の「銃砲刀剣類登録証」を探してください。

 ある場合: そのまま査定・売却が可能です。売却後は、新所有者(買取店など)が所有者変更の届出を行います。

 ない場合: 決してそのまま持ち出さず、速やかに最寄りの警察署に連絡し、「発見届」を出してください。その後、都道府県の教育委員会が実施する登録審査会(手数料1振6,300円)を経て登録証が交付されるまで、売却はできません。

 

🔳鑑定書の確認: 日本美術刀剣保存協会などが発行した「保存刀剣」や「重要刀剣」などの鑑定書があれば、査定額が大幅に上がる可能性があります。

 

 

2. 査定額を下げないための注意点

 

🔳無理に磨かない・錆を落とさない: 自分で研磨すると刃の形が崩れ、価値が激減します。ホコリを払う程度にとどめ、「現状のまま」査定に出すのが鉄則です。

🔳付属品を揃える: 刀本体だけでなく、外装(鞘や鍔などの拵え)や収納箱も重要な評価対象です。

 

 

3. 買取相場の目安

 

価値は制作年代や刀工の銘、保存状態、鑑定ランクによって大きく変動します。

 

🔳保存刀剣: 10万〜100万円

🔳特別保存刀剣: 30万〜300万円

🔳重要刀剣以上: 100万〜1,000万円超

🔳模造刀(観賞用): 数千円程度

 

刀剣は専門知識が必要な分野であるため、一般的なリサイクルショップではなく、刀剣専門の買取店や骨董品店へ依頼し、相見積もりを取ることを推奨します。

お手元の刀に「登録証」は見つかりましたか? もし見当たらない場合は、まず家の中の捜索や、警察への連絡をしましょう。

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